土台上げ工法のメリット・デメリット

一番安価な沈下修正工法ですが・・・

 家の傾きを直す方法として、土台上げ工法というものがあります。この工法は、建物の基礎部を除いたアンカーボルトを外し、地盤の上層部分のみに手を加える工法です。 土台上げ工法のメリットとデメリットについて、以下にまとめました。


- メリット

- 他の工事と比べて比較的安価で短期間で行える

- 工事期間中も引っ越す必要がない

- 大きな重機を使わないので振動や騒音が少ない


- デメリット

- 地盤の上層部分のみに対処するので、地盤そのものが劣化している場合は根本的な解決にならない

- アンカーボルトを切断するため、修復後の基礎と建物の緊結に注意が必要

- 沈下保証は一切ありません

- 玄関や勝手口、浴室など土台より下に収まる部分は破損前提です


安価な修正方法ではありますが水廻りなど修正する際は思った以上に手直しが発生しますので注意が必要です。


参考:家の傾きLab

家の傾きリカバリーサポート

家の傾きにお困りの方、地盤沈下でお困りの方に沈下を直すため最適な工法の提案等のアドバイス・サポートを沈下修正相談員が行います。 ここ10年で大きな地震が2度もあり地震後の沈下修正にかかわった当時下請け業者の方も独立して現在WEB上で数多くの企業が存在します。 しかし相談する会社が必ずしも優良企業ではありません。能力やモラルの低い業者に当たらないための沈下修正に関する知識をブログでお伝えします。

0コメント

  • 1000 / 1000