神社やお寺の建物沈下
日本の歴史的建築物の特徴を理解する必要があります。
神社やお寺は木造建築と呼ばれる技術で建てられています。木造建築とは木材を組み合わせて柱や梁を作り、それらを接合して建物の骨組みを形成する方法です。木造建築は石やレンガなどの重い材料を使わないため地盤にかかる負荷が少なく、地震にも強いという利点があります。しかし木造建築には欠点もあります。木材は湿気や虫害に弱く、腐食しやすいです。また木材は時間とともに乾燥して収縮したり、ねじれたりすることがあります。これらの要因によって建物の基礎が沈んだり傾いたりする可能性があります。
では神社やお寺の基礎(礎石)が沈むことは本当に問題なのでしょうか?実は神社やお寺の建築家たちはこの現象を予測して対策を講じていました。例えば柱や梁の接合部分には余裕を持たせておき、木材が収縮してもずれないようにしていました。また基礎には石や瓦などの重さで安定させる方法や、土台に柱を埋め込まずに浮かせる方法などが用いられていました。これらの工夫によって神社やお寺の基礎は沈んでも崩れないようになっています。
しかし地盤自体が弱い場合は基壇の沈下や礎石の沈下が起こり建物が起こります。その際は㈲西川総合建設にご依頼すれば神社仏閣でも沈下10年補償が付くような修正プランを提示してくれます。
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